技術書典オンラインマーケットでの委託販売は推奨していません。技術書典オンラインマーケット販売サービス利用規約を守っていれば可能ですが、出展者ごとの参加をおすすめしています。
技術書典オンラインマーケットではサークルに所属されている方ご自身が、販売する本の権利保有者である必要があります。制限として、いわゆる委託に次のような不利益があります。参加費も無料なので可能な限りご自身でお申し込みください。
- 委託者は販売実績が確認できない
- 著作権などについて、委託先にメールや書面で許可を通知する必要がある
- オンラインマーケットでは同一内容の書籍は多重に登録できない(委託した本がそのまま他サークルの販売ページに残ってしまいます)
例えば「わかめさん」と「ひつじさん」が所属するサークル「テックニャースター」があり、サークルの代表者はひつじさんだったとします。この場合、技術書典でわかめさんの本や、ひつじさんの本、そしてテックニャースター合同誌を、「テックニャースター」の頒布物として登録して販売することが可能です。ですが、「テックニャースター」というサークルに所属していない「もちこさん」の本を、「テックニャースター」へ委託して販売することはできません。
また、一度わかめさんがサークル「テックニャースター」の頒布物としてわかめさんの本「GraphQL完全理解 vol. 1」を登録、販売してしまうと、たとえ後日その頒布物の出品を取り下げたとしても、以降わかめさんが別サークル「ひかるゴールドわかめ王国」の頒布物として同じ「GraphQL完全理解 vol. 1」を再登録、再販売することはできません。
これは技術書典オンラインマーケットでは、同一の内容の書籍が複数存在できないためです。